思考と現場の間で

「いいサービスづくり」のために、組織づくりやソフトウェア設計など、考えていることを書きます

自分を安定させるための6つのポイント

普段の生活や仕事でも、自分が安定している方が色々なことを前に進めやすいのではないでしょうか。目の前以外のことが気になっていると、なかなか集中できません。特にリーダーやマネージャーが何かを判断するときに、自分自身が不安定でブレブレになっていくと、メンバーにも明確をかけますし、成果も出しにくくなります。

そこで、私自身も不安定になることがあるので、自分自身をどう保つかということを今年ずっとやり続けています。努力を続けていると、少しずつですが何かあっても自分を保てるようになってきました。これは性格やもって生まれたものではなく、トレーニングだと感じています。

先日、コーチングを学ぶ中で、セラピーも受けたら良いと知り合いから助言をいただき、ひらかとしゆき先生という方に学びに行きました。そこで自分自身に関する気付きがあり、とても貴重な体験でした。そこで、ひらか先生の本も購入しました。

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自分を安定させるための6つのポイント

ひらか先生セッションや本を読んで色々気づきがあったので、今までの自分の経験や学びと合わせて「自分を安定させるための5つのポイント」をまとめてみました。これは「自己肯定感」にもつながります。

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1.感情を文字にする

自分の感情を自分ではわかりにくく、何もしないと目の前を感情が通り過ぎ、その環状に支配されてしまうことがあります。まずは自分にどんな感情があるのか、気がついたときに書き留めてみましょう。その内容に対して良いとか悪いとか判断せずに、ありのままに書き留めるだけです。

それだけで、自分について新しい発見があるはずです。そして自分の感情がわかれば対処方法もわかるようになり、徐々に自分の感情をコントロールすることができるようになります。

2.「自分は今のままで良い」と思う

セルフイメージが行動に影響していると言います。セルフイメージとは、「自分の描く自分」とも良い、過去のデータをもとに作り上げられた自分の性格、好み、用紙などすべてを表します。私達の価値観はセルフイメージによって形成され、現在の自分自身はセルフイメージが決定しています。

つまり、マイナスなセルフイメージがあると、それが行動に出てしまうということです。マイナスな行動が重なり、自分自身も不安定になってしまい、やりたいことや達成したいことができなくなります。

そこで、まずは「自分は魅力的だ」「自分には才能がある」「全てはうまくいってる」「これでよし」と言い切ることから始めます。どこかに書き出し、毎日確認したり、繰り返し確認していくなど、努力をしていくと、少しずつ変化していきます。

3.自分の望むものを知る

あなたは何を望んでいますか?これもわかるようでわかりません。何も考えていないと、自分が望んでいると思っていたことが、実は会社や周りの期待に応えようとしているだけだった、ということもよくあります。そのためには、自分に問い続け、自分の感覚に合うものを探し続ける必要があります。

同時に、「自分が望まないことを知る」ということも効果的です。望まないことをわかるようになっていくと、自ずと望むこともわかるようになっていきます。

4.今に集中する

人は過去と現在と未来に行きています。脳は過去を記憶しているので、あのときこうすればよかった、失敗してしまった、など色々なことを思い出していまい、囚われてしまいます。未来は何が起こるかわかりません。自分がこのまま生活ができるのか、失敗するのではないかと、囚われてしまいます。

でも、実際は過去も未来も今すぐ変えられません。変えられるのは今だけ。過去がどうであろうと未来が不安であろうと、今に集中するしか無いのです。でもこれはとても難しく、そのために瞑想やマインドフルネスが必要だと言われています。でも、瞑想を続けていくと、徐々に今に集中することができるようになってきます。

5.肯定的な言葉を発する

言霊と言いますが、自分の発する言葉が自分にも周りにも影響します。否定的な言葉は自分自身にもダメージを与え、不安定にします。日々色々な事象が起こりますが、ネガティブなことであっても言葉の発し方を変えることにより、その認識を変えることができます。

ひらか先生の本には、こんな言葉が示してあります。

  • 私の人生は、何があっても大丈夫。
  • 私の人生は、全てにおいてどんどん良くなっています。
  • 今日も必ずいいことが置きます。ありがとうございます。

それ以外には

ありがとうございます、嬉しいです、感謝いたします、幸せです、愛しています、ごめんね、ゆるしてね、綺麗、可愛い、美しい、親切、誠実、夢、勇気、希望、情熱、自信、聡明、寛大、豊か、自由、行為、正直、平和、直感

6.過去の出来事の解釈を変える

生きていると後悔していることや失敗したことなど色々あると思います。それを思い出すとつらい気持ちになるのではないでしょうか。ただ、過去は変えられません。でも、現在の自分の解釈は変えられます。振り返って、その事柄の意味を見出し、その時の自分自身にかけてあげる言葉を表に出してみましょう。これも繰り返し、少しずつ変えることができます。

人生を通して対峙する

今回6つ挙げてみましたが、それぞれ奥深く、ひとつひとつが簡単なことではありません。ただ、無意識にまかせて日々を過ごすのではなく、意識をしてより良くするための行動をし続けていけば確実に良くなります。プログラミングが上手くなるのと同じように、これらも努力だと実感しています。人生を通した課題と思い、一歩一歩続けていくのがいいと思います。