思考と現場の間で

「いいサービスづくり」のために、組織づくりやソフトウェア設計など、考えていることを書きます

3月末でaskenを離れました!

ここでは久しぶりの投稿です。全然書かなくなったな〜。

2021年2月からaskenのVPoEをやらせていただいてましたが、2024年3月末までとすることにいたしました。振り返ってみると、皆さんのおかげでとても充実した3年間でした。

始めた当初考えてたこと

元々、5〜6年前からアドバイザー的に関わらせて頂いてた中で、自分の働き方を変えようと考えていたタイミングで声をかけていただき、引き寄せみたいなことってあるんだなあと驚きつつ、是非!と入らせていただきました。
ただ、フリーランスのような働き方に変えようとしていたので、フルコミットではない形での関わりにさせていただきました。完全な私のワガママにもかかわらず、受け入れていただいた現役員の皆様に感謝です。

とはいえ、フルコミットではなく開発組織を見るというのは果たしてできるものなのか?という不安に苛まれ、同じような形で開発組織に関わっていると伺っていた私のロールモデルの一人である能登さんにお願いして相談に乗っていただきました。
金言ばかりのアドバイスの中で印象に残っているのは、「自分のやれることをやればいいんだ」というお話でした。そうしようと決意し、やり始めたことをよく覚えています。

当初、色々自分自身のゴールを考えている中で、「自分がいなくなって良い状態を作る」というのを一つのゴールに掲げました。フルコミットじゃないからそうするべき、という意味ではなく、マネージャーとしてそれが理想じゃないか?と思い、目指してみた次第です。スクラムマスターなんかもそう言われることがありますよね。
結果、任せることはできました。元々いるメンバーが成長し、引き継げるいい方が入ってきてくれ、自分が動かなくても、より良い方向に動くようになりました。と書いてみると、成長と採用ってこれ僕のおかげじゃないっすね笑。皆さんのおかげです。

今後について

もちろんフルコミットも考えたのですが、もう少しの間は同時に色々なことをやっていたいのと、キャリアの方向性を変えたいのと、家族を優先したいことを考慮して、区切りをつけさせていただくということにしました。
しかし、自分が不要になっていくというプロセスを作るのは思いの外しんどかったです笑。半年くらいかけてゆっくりやったとはいえ、徐々に自分の存在意義がなくなっていくののは多少感情が揺さぶられました。少しは成長したかも??

今後は、そう言いながらaskenにはアドバイザー的な関わりで引き続き残らせていただくことになりました。思い入れはあるので、それはとてもありがたいし、嬉しいです。4月からは、空いた時間を無理に埋めずにゆっくりしつつ、他にも数社エンジニア組織に関わらせていただきながら、自分の会社で運営しているサービス作ったり、レヴィという会社でプロダクトを作るなど、プロダクトマネジメントに軸足を移すことにしました。

askenは一緒にプロダクトづくりをするメンバーを募集しています

あすけんはユーザ1000万人を超え、事業も組織を見ても次のフェーズを作る準備が出来上がってまいりました。とてもいい会社ですので、ご興味がある方は引き続き採用を行っておりますのでご連絡くださいませ!

www.asken.inc