思考と現場の間で

「いいサービスづくり」のために、組織づくりやソフトウェア設計など、考えていることを書きます

2018年を振り返ります

2018年も終わります。お世話になった皆様、本当にありがとうございました。今年は個人的に新しい挑戦を始め、充実した1年になりました。新しいことをやるというのは、失敗したりしんどいこともありつつも、振り返ってみると学びが多く楽しかったなと思います。

年初で 今後やっていくこと - 思考と現場の間で というエントリーを書き、今年何をやっていくかを書いていました。振り返ってみると、そのとおりのことをやった1年でした(笑)。これはかなり嬉しい。ということで、何をやっていたのか、何を感じたのか、ということを記録しておこうと思い、ここに書いてみます。

内省と自分の学び

まず、リーダーの学びに向き合う1年になりました。今の会社に関わるようになって、そこにあるリーダー育成メソッドの学び、自分自身がそれに相応しい行動をできているかという自問自答による苦しみを通して、多くのリーダーの皆様と関わらせていただくことができました。

つまり、リーダーと向き合いつつも自分と向き合うことを常にやっていた感じです。自分に向き合うというのはしんどい部分もあり、過去の失敗や自分の欠点も見ざるを得なくなり、常に居心地悪さが伴います。その分、色々な有識者の方からのフィードバックや学びを通して、徐々に自分自身が理解でき、徐々にアンラーンしていったと同時に、未来何をしていくと面白そうか、ということが見えてきました。

これは修行みたいなもので、一生やっていかなければ学び続けられないなぁという印象です。間違いなくより良くなってきているという実感があるので、続けていきたいと思っています。

リーダーの学び

多くのリーダーの学びに向き合いました。これまで多くの方々と接してきて、1on1などもやってきましたが、ここまで深く考え、向き合い、行動したことは始めてでした。

リーダーやマネージャーは、現場をなんとかしたい、自分も組織も成長させたいという想いで頑張っています。本当に皆さん素晴らしく、会社ももしかしたら国も今後どんどん良くなっていくのではないかと思うほどです。

ただ、自分を客観的に見るのは難しいという意味で、学びを自分ひとりでやるのは難しいです。内省すること自体難しいのに、さらに客観視するというのは至難の業です。その辺を支援するというのが私の役割でした。一応、「コーチング」という名前を付けて伴走していきました。

色々試行錯誤しながら、最終的に皆様にはありがとうという言葉も多くいただき、私自身嬉しくかつ感謝の気持ちでいっぱいに成りました。

ものづくり

今年はゼロイチでプロダクトを作ることができました。Python, Kotlin, Spring Boot, Google Cloud Platform, Vue.js など、久々に学びかつリリースまで持っていけたというのはとても楽しく嬉しかったです。

来年もこのものづくりをより広く発展させていこうと思っています。

複業

今年は、一つの会社を軸にしつつも、いくつかの会社の皆様と関わらせていただきながら、お仕事をさせていただきました。時間的には結構カツカツでしんどいときもあったのですが、色々な環境や視点で仕事ができるのはこんなに楽しいものなのか、と実感することができました。

時代は変わってきたとは言え、このような働き方ができるのは幸せです。来年はより多くの方々と関わらせていただけるように頑張りたいと思います。

 

色々な失敗もしましたが、やはりいい1年だった。来年はこの延長線上とともに、もう少し違う領域で広げていきたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします!