思考と現場の間で

「いいサービスづくり」のために、組織づくりやソフトウェア設計など、考えていることを書きます

2019-01-01から1年間の記事一覧

2019年の振り返り

2019年も終わりですね。早いですねー。 個人の話で恐縮なのですが、1年を振り返りつつ、来年やることを書いてみます。 2019年振り返り総括 年始に1年間やることを書きました。個別にもやることを書いて家族に共有してたりするのですが、想定以上のことができ…

1on1における問いの効能

1on1 Advent Calendar 2019 の9日目の記事です。 1on1はどちらかが一方的に話すのではなく、主に「問い」によって進められると良い時間になると言われています。ではなぜ「問い」が良いのでしょうか。問いの効能について整理してみようと思います。 人は思い…

エンジニアリングマネージャーに求められることが広いことについて

今更ながら最近EM.FM を聴いている。とても学びが多く、このような知見をオープンにしていただけているのは本当にありがたい。そして特に広木さんの言語化力には驚愕した。ここまで論理的にわかりやすく言葉にできるというのは、深い知識と深い理解が必要で…

問いとは何か

コーチングを受けていると、問いの影響力に驚く。いろいろな発見があるのだ。それは元々自分の中にあったはずだし、自分から出てきたもののはずなのに、新鮮味さえ感じる。自分自身の一面がわかったり、これからの行動イメージができたり、新しい感覚を得る…

評価から自由になること

期待に応えることで対価をいただくというのが労働の基本原理だ。だから、評価されると仕事をやっている感じがするし、嬉しく安心して仕事が続けられる。逆に、評価されないとモヤモヤする。このまま続けて良いのか不安になる。自分の実力も足りない感じにな…

言語化力

生まれてこの方ずっと言語化に課題があって、それは学生時代勉強してこなかったとか、もともとそんな脳みその質が高くないとか、そんなことを考えながら、そうは言ってもどうしようかなと思っていた。 できないままだとつまらない人生になりそうだからとある…

権威勾配について考える

言いにくい「雰囲気」で実際言えず、課題が大きくなったときに表沙汰になるということがある。課題が大きくなると解決するコストが大きくなり、いろいろなことが突如前に進まなくなる。その原因の一つが、権威勾配だという体験をいくつもしてきた。 qiita.co…

1on1コーチング体験の感想をたくさんいただきました

www.tsuyok.work 1on1コーチング体験を初めて3ヶ月と少し経過しました。30人ほどの申込みをいただき、私自身ものすごく大きな学びをいただきました。お時間頂いた方、本当にありがとうございました! その中で、多くの方々に感想ブログを書いていただきまし…

学びのアウトプット期間

8月終わりから9月中旬まで4つのイベントで登壇させていただきました。今年は、この2年〜3年ほどで学んだことをアウトプットしていく実験として、登壇の機会を作ってみました。アウトプットをすると自分の考えが整理されますし、フィードバックをいただける上…

1on1コーチング体験の感想をブログに書いていただきました④(小峰さん)

引き続き、1on1コーチング体験の感想をブログに書いていただきました! note.mu いまやっている体験でははじめてのオンラインでの1on1でした。これまで仕事ではやっていたので、問題ないだろうなと思いつつ、やってみるとやはり大丈夫でした。むしろ話に集中…

1on1コーチング体験の感想をブログに書いていただきました③(omuricemanさん)

1on1コーチング体験の感想をブログに書いていただきました! omuriceman.hatenablog.com このように、客観的に私の1on1のやり方を書いていただけると、発見や学びがありとてもありがたいです。omuricemanさんも組織やご自分に真摯に向き合っていて、そのよう…

個人の成長をテーマにするというジレンマ

ずっと組織やチームにフォーカスして、マネジメントやチーム運営をやってきたが、ここ数年は個人にフォーカスしようと思ってあえて集中して学び、活動をしている。コーチングをやっているのもそれにつながっている。 ソフトウェア開発はチームで行うのが基本…

1on1コーチング体験の感想をブログに書いていただきました②(こまどさん)

先日、こまどさんという方に1on1コーチング体験をやらせていただいたのですが、ブログに感想を書いていただきました! ky-yk-d.hatenablog.com このブログに書かれているように、物事をとても深く考えている方で、色々話を伺っていて楽しかったです。これか…

DevLOVEXでエンジニアの成長についてお話しました #devlovex

人いっぱい#devlovex #devlovexB pic.twitter.com/mK2u3KyViB — shinden (新田) (@t_shinden) June 22, 2019 声をかけていただいて、とてもありがたいことにDevLOVEXというイベントで登壇させていただきました。それぞれの10年、これからの10年というテーマ…

1on1コーチング体験の感想をブログに書いていただきました①

クラスメソッドの阿部さんからご応募いただき、1on1コーチングセッションをやらせていただいたのですが、感想をブログに書いていただきました!嬉しい。 dev.classmethod.jp 意識的にも無意識的にも自分がやっていることを観察して言語化していただけること…

「1on1コーチング体験」参加者募集

※現在募集を停止しております。落ち着いたらまた再開する予定です。 1on1コーチングを体験してみませんか?無料でお受けいたします。 場所 リアル(渋谷から五反田あたり) or zoomなどのリモート 対象の方 主にエンジニアですが、エンジニア以外でもお気軽…

システムコーチングを学んでいます

個人のコーチングを学ぶ中で、例えばチームなどの複数人に対してもアプローチできないかと思っていたのですが、システムコーチングというものがあると紹介してもらい、こちらのコースを受講してみました。 www.crrjapan.co.jp チームや関係性をシステムとし…

1on1とコーチングの関係

NHKでも記事が出ていましたが、1on1が一般的になりつつあります。私自身も数多くの1on1をやってきて、様々な局面で必要な時間になるという実感があります。とはいえ、自己流だけではうまくいかないことも多い上に、エンジニアの周りに専門家も少ないために体…

チームになれる一つの前提条件

仕事柄、エンジニア以外の人とも一緒に働くことが多く、以前より多様性が上がって学びがある。強みとか過ごしてきた環境、性格で、考え方も仕事の仕方も大きく違う。困惑することも感心することも両方多く、なかなかいい環境だと感じる。 仕事は基本的にチー…

言葉にする世界の余白と隙間

最近顕著に「言語化」だ大切だと感じる。言語化しなければ伝わらない。言語化しないと自分も周りも変化させられない。つまり、価値を生むことができない。「人は見た目が9割」という本があるが、「人は言語化が9割」だと思う。言葉が生まれたことが人間が発…

ピーターの法則を発生させないようにしたい

ピーターの法則をご存知でしょうか。 nomad-journal.jp ・人は自己能力の限界まで出世する。 ・無能な人はそのポジションに留まり、有能な人は限界まで出世するがそのポジションで無能化する。 ・組織の中では、まだ限界に達していない人たちによって進めら…

自分を許し未来を向く

マネージャーやリーダーをやると、責任範囲が大きくなり、自分の行動や発言で失敗したり周りの人にネガティブな反応をされたり、自責の念から自分を責めたくなることがあります。 良くも悪くも、自分を責めてしまい、しんどい想いをしているリーダーの皆さん…

2019年取り組むこと

2019年があけました。 あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。 年末年始は、久々に家にいる時間が長かったのですが、振り返りや今後のことを考えられて良いですね。去年は、休んでも旅行をパツパツに詰め込んでしまったので、こうい…