思考と現場の間で

「いいサービスづくり」のために、組織づくりやソフトウェア設計など、考えていることを書きます

あすけんで1年やった手応え

あすけんという会社でVPoEを初めて1年経った。色々なことをやった1年で、大きく変化があったように思える。僕がだけがやったことだけでなく、会社、部門全体の力だ。

変化というのは、絶対善ではない。コンテキストによる。ベンチャーのような、答えが見えにくい、世の中の変化にも影響されやすい環境においては、そこで成長するために、どうしても変化を是とする必要がある部分がある。

変化には喜びがあると思う。今見えてないことが見える、いまやれていないことがやれる、新たな発見がある。娘がいるので実感しているが、人間は生まれてからその連続で生きてきており、純粋な好奇心からくる新たな発見は、本能的にワクワクしたり楽しかったりする。

一方で、時に苦難を伴う。今までやってきた成功体験やスキルを捨てる、そのことで新たなことをしてもなかなか習得することができず、うまくいかない。それでもコツコツ積み上げて前に進むことでようやく見えてくることがある。

安定安心安全のほうが良いこともあるし、人によってはそれを望む人もいると思うが、残念ながらそれだけでは変化は起こらない。この喜びと苦難を隣り合わせた環境を作る必要がある。それは中々骨の折れる、かつしんどい作業も含まれる。ただ、そこを超えれば、やって良かった、と思える時期が必ず訪れる。

同時に大事なことがある。変化を作る時に、経営や事業の思惑だけでなく、その人の人生全体を考えることである。人は仕事をするためだけに生きているわけではない。自己実現もあるだろうし、純粋に人に役に立ちたかったり、楽しみたかったり、興味があって学びたかったりすることがある。そこに潜在能力が隠れており、結果人生を豊かにする原動力がある。そういう部分を呼び起こさなければ、会社全体のパフォーマンスは上がらないし、メンバーの人生もより良くならない。

これらの要素に真摯に対峙できた1年だった。着実に良い方向に向かっているし、成果に向かっている。もちろん、課題も多いが、それは今のメンバーであれば、乗り越えられるだろう。私個人として奢らず、焦らず、まず謙虚に自分が率先して変化することを心がけたいと思う。

次の1年の変化が楽しみだ。