思考と現場の間で

「いいサービスづくり」のために、組織づくりやソフトウェア設計など、考えていることを書きます

成人発達理論を学ぶことにした

人材育成領域どっぷりだった3年間を今年の3月から軸足をすこしずらし、ソフトウェア開発領域に戻している。個人の成長を突き詰めた3年間は、苦労もあったが、その反面得るものは大きかった。マネジメントや人に対しての考え方や視野が広がっていることを感じる。

一方で、たかだか3年しかいなかったというのもあり、触れれば触れるほど人間の成長というのは奥が深く、わからない、できないことだらけであるというのもわかってきた(無知の知)。まだまだ自分ができることは限定的であるというというのを実感している。

そこで今回、今も関わっているチームボックスという会社の縁で、成人発達理論のマスターコースがあるということを知り、勧めていただいたので、私にとってはハードルが高いのだが、受講してみることにした。

3年間は理論的な面もあったが、どちらかというと感覚的な部分で人の成長の原理を感じることができたことが多かった。今回は、アカデミックな知識が学べるので、そこを理論補完でき、より広げることができそうで楽しみだ。自分自身の今後やっていきたいと思うことも見えるかもしれない。

同時に、成人発達理論の学びを通して、自分自身についてもより深く対話をしてみたいと思っている。例えば対人支援をするとしても、自分自身の在り方が伴っていなければ、支援を行うことができないからだ。また同時に、今まで見えてなかった自分の視座を得ることができる可能性も感じる。これは自分にとって葛藤を直視することになるので、しんどそうだが、それ以上に得られるものがありそうで、楽しみでもある。

早速ワークに参加したり、インプットを始めたりしていて、率直にとてもおもしろい。学びはインプットよりアウトプットが効果的なので、学びの時間を取ってこのブログにも感じたことをアウトプットしていきたいと思う。

このエントリーは取り急ぎ宣言するということを目的に書いてみました。