思考と現場の間で

「いいサービスづくり」のために、組織づくりやソフトウェア設計など、考えていることを書きます

「1年前に想像すらしていなかったことをやっている」状態を作る

前回のエントリー(ルールを「変化」させ続けられることが組織力になる)の続きです。エントリーは、マネージャーだけでなく全員が、根本的なルールから変化をさせ続けることが組織力になる、という話でした。それが実現できるとどうなるのでしょうか。私の…

ルールから変え続けられることが組織力になる

組織には常に変化が大切です。身近な例だと、日々のカイゼンのような小さな変化が必要だというのは多くの方が同意してくれるのではないでしょうか。大きな変化に関しては、ストレスがかかるので頻繁には起こせないにしろ、必要なこともあるというのもイメー…

ソフトウエア開発は、作業が何も見えない

何もしないと何も見えない 作業がどこまで進んでるのか、どのような課題があるのか、メンバーが何を考えているかなど、日々仕事を進めていくためには「情報」が必要です。現状の状態が分かれば、目標との差分がわかる。その差分を順番に前に進めていけば、目…

「主体性を出せ」と要求する矛盾

「主体性」が大切だというのは誰でも同意すると思います。全員が主体的にリーダーシップを発揮すれば、相乗効果となり大きな効果を発揮するのは想像できるでしょう。と良いつつ、組織的に主体性を育むマネジメントを行っているかというのは別の話しです。 最…

組織づくりにおける3つのアプローチ

日々、様々な課題に取り組む中で、組織づくりを行っていく上での施策には、以下のように大きく3つのアプローチに分けて考えるようにしています。単発で行っていくわけでは有りますが、それぞれ3つが影響し合って相乗効果が生まれるようにしたほうがうまくい…

多くの人がコントロールされたいのではないか?という仮説

最近実感するのが、「多くの人がコントロールされたいのではないか」ということです。動物の中で主体性があるのが人間の特徴では有りますが、世の中がシステム化されすぎたせいなのか、どうも主体性の剥奪が起こっているような気がしています。 教育も「決め…

カンバン仕事術 第2章:「カンバンの原則」のまとめ

カンバン仕事術という本を社内で輪読会を行うので、内容をまとめてみました。私の担当は第2章。カンバンに関する実例と原則など、事細かに解説してあって、いい本です。勉強になります。みんなで確認するために、引用しながら所感を書いてみました。カンバン…