思考と現場の間で

「いいサービスづくり」のために、組織づくりやソフトウェア設計など、考えていることを書きます

完璧なチームや個人なんて存在しない!

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夏休みだったなので、ちょっと遅れてしまいましたが、先週の土曜日に「XP祭り2012 アジャイルコーチラウンドテーブル」に登壇させていただきました。

完璧なチームや個人は存在しない

皆様の前に出させていただいているにもかかわらず、課題も含めて率直に話をさせていただきました。それは、その課題をチーム自身で解決する、という考え方でやっているということからきています。

チームによってメンバーの考え方も目的も目標も違う。ということは最適なやり方もチームによって様々です。当然問題は起こる。その問題を、自分たちで考えた方法で、チーム内やチーム間でのフォローができるかが重要だと考えています。スクラムで自己組織化という考え方が取り入れられているのは、そういう意味もあるのではないかと感じます。

時にはうまくいかないことや、コンフリクトが起こる。でも、それが活力になる。完璧なチームや個人なんて存在しません。それを率直に認めた上で、どう問題を解決していくか。それを考えることができるのが、アジャイルという考え方が優れているところだと思っています。

そんな中で社内アジャイルコーチの役割は

スクラムマスターの役割とも通ずるものがありますが、組織改革と常にチームに対してその考え方で良いのか問い続けるということだと感じています。はっきり指摘することもあれば、時には今後の成長も考え見守ることもする。それがまた難しい。自分自身も日々勉強です…。

色々な考え方がある

そんなことを考えながら、今回皆様の話を伺って思ったのが、様々な環境や様々な考え方、様々な立場があるということです。まだまだ考え方や勉強が足りないということを実感させていただきました。とても勉強になりました。継続的にこのような会や、話にも出た見学会などやっていきたいなと想いました!

最後に、まだまだペーペーな私にも関わらず、錚々たるアジャイルコーチの皆様、ご一緒させていただきありがとうございました。また、XP祭りスタッフの皆様、素晴らしいイベントの開催と、貴重な機会をありがとうございました!