思考と現場の間で

「いいサービスづくり」のために、組織づくりやソフトウェア設計など、考えていることを書きます

マネジメント

否定的なフィードバックから進歩は望めない

ハーバード・ビジネス・レビューに掲題のような特集があった。最近実感していることが書かれていたので紹介する。ダイヤモンドハーバードビジネスレビュー 2018年 7 月号 [雑誌] (アジャイル人事)出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2018/06/09メディア…

マネジメントをしないという実験

いまいる会社は、10数人しかおらず、社長も忙しすぎて週に数時間しかオフィスに来ない。つまり誰もマネジメントしていない。肩書は外の方用に付けられてはいるが、社内では何も関係ない。上下関係も無い。フラット。副業自由、出社時間や退社時間、勤務時間…

1on1を有効活用するための準備

1on1の効果は高い。でも、ただ話していれば良いわけではない。その場をどう作るかを定義付けし、準備をすることで効果を最大化することができる。大事な日々の仕事の時間を使うわけだから、効果は高いほうが良いわけで、どのようにすれば良いか整理をしてみ…

心理的安全性が必要な理由

組織には心理的安全性が必要だと言われる。それはなぜなのだろうか。今回は「失敗」を中心に考えてみる。 失敗と成長 人には失敗はつきもの。そして、大きな失敗も小さな失敗も含めて、うまくいかないことは成長のチャンスだ。 そんな失敗を糾弾し、その人の…

新入りができるようになるまでのプロセス

新しい人が入ってきた時に、どのようにその人に目の前の仕事をやってもらうか、というのはどこの組織でも課題として存在するのではないだろうか。そんな時にどう考えればいいかをまとめてみた。わからない→できるまで4つ段階がある。中途採用の方など、よう…

リーダーシップの無駄遣い

これ、あるあるのいい話だった。sonykichi.hatenablog.comこれはよくある。全体最適と個別最適の問題なんだけど、本当に目の前にこぼれているタスクを自分がやるべきかというのは、意外にも簡単な問題じゃない。ここに書かれている通り、拾っている人は疲弊…

いいチームの条件

「チームになるにはまず会話量を増やす - 思考と現場の間で」を書いたが、会話量を増やしたとして、どのような状態がいいチームなのかというのを考えている。いろいろな本も読んだしスクラムを始めとした考え方も体験したけど、自分なりの解釈で言語化に挑戦…

チームになるにはまず会話量を増やす

最近、いろいろな方と話していて、いいチームとは何なんだろうなぁとブツブツ考えていた。チームだと言いつつ、ただ集まっただけのグループは多くある。個々が自立して動いている、と言うと聞こえは良いが、単純に有機的にチームが機能してないだけで、結果…

学習するための大事な要素

経験学習入門を読んだ。 「経験学習」入門作者: 松尾睦出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2011/11/26メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 3人 クリック: 50回この商品を含むブログ (14件) を見る 最近答えが無い仕事が増えている。考えて考え尽くし…

35歳定年説について考えた

最近、自分のキャリアを考えていて、35歳定年説について考えてしまった。プログラマーに限らず、35歳というのは結構過渡期ではないかと感じている。最近もまつもとゆきひろさんのこんな記事があった。hrnabi.comプログラマー35歳限界説というのは、おそらく…

エンジニア組織戦略を構築する上での6つのポイント

最近色々な方と話していて、組織運営上戦略が必要という話をしているんだが、私の説明力が足らずなかなか伝わりづらく、言葉だけで話すのは難しいなと思い、整理する必要性を感じた。ということで、まずは主に全体像であり概要をアウトプットしてみた。やっ…

「効率化をする」というのはどういうことか

「効率化をしてほしい」とか、「もっと速く開発をしてほしい」とか言われませんか?自分としてももちろんそうしたいですよね。わかる。でも、その時によくやってしまうのは、 もっと頑張ろう もっとスキルを上げてスピードを上げよう など、人の能力に依存し…

3つのリーダーシップ

デザイン関連のイベントのブログでしたが、組織のお話が主だったようで、大変興味深く拝見しました。thought.hitoyam.com テーマは「Designing Change」。組織における人間の限定合理性と意思決定過程の研究を行ったハーバード・サイモンが引用され、デザイ…

ソフトウエア開発は、作業が何も見えない

何もしないと何も見えない 作業がどこまで進んでるのか、どのような課題があるのか、メンバーが何を考えているかなど、日々仕事を進めていくためには「情報」が必要です。現状の状態が分かれば、目標との差分がわかる。その差分を順番に前に進めていけば、目…

「主体性を出せ」と要求する矛盾

「主体性」が大切だというのは誰でも同意すると思います。全員が主体的にリーダーシップを発揮すれば、相乗効果となり大きな効果を発揮するのは想像できるでしょう。と良いつつ、組織的に主体性を育むマネジメントを行っているかというのは別の話しです。 最…

議事録って必要?

議事録は社会人必須のスキル? 新入社員として入社した時に、まずやれと言われる仕事が「議事録を書くこと」である会社は結構あるのではないでしょうか。確かに、会議の内容をまとめることは、業務内容を理解する、わかりやすく簡潔にまとめる、などのスキル…

マネージャーの仕事は安定させることではない

マネージャーの仕事は管理すること? マネージャーは、日本語で「管理者」と訳されることがありますが、管理という言葉に「コントロールする」というニュアンスが含まれており、どうしても部下(という言葉も上下関係を感じるため私自身には違和感があります…

フラットな組織にするならば「上のレベルに合わせ続ける」こと

自律的に動くための「情報の流量」 自律的に動くための「情報の流量」 自律的に動こうと思った場合、何が必要か。情報という視点で分解してみます。 1.自律的に動くというのは、自分で考えて自分で決めて動くこと。 2.自分で決めるためには、判断基準が必要…

SELECKさんに組織づくりの記事を書いていただきました

先日、SELECKさんにインタビューしていただき、組織づくりの記事を書いていただきました。seleck.ccエンジニア急激に増えたタイミングで入社し、組織やチームがない状態でしたので、ゼロから作っていく考え方をお話させていただきました。常に問題は課題が積…

組織の成長のためには植物を育てるように

組織のアウトプットの質を上げるには成長が不可欠 組織のアウトプットの質を上げるには、社員の成長が不可欠であることは疑いようもありません。そこで行われるのは「教育」です。当然事業組織としては、できるだけ早く収益に貢献できるよう、「できるように…

アジャイルサムライ読書会 横浜道場 特別編First でワークショップを行いました

もう1週間経ってしまったのですが、4月26日に、アジャイルサムライ読書会 横浜道場の特別編でワークショップをやらせていただきました。 4月26日 アジャイルサムライ読書会 横浜道場 特別編 First(こくちーず) 2012/04/26 アジャイルサムライ読書会 横浜道…