思考と現場の間で

「いいサービスづくり」のために、組織づくりやソフトウェア設計など、考えていることを書きます

組織構造を変化させる難しさと意義

チームトポロジーを読み始めた。 チームトポロジー 価値あるソフトウェアをすばやく届ける適応型組織設計 作者:マシュー・スケルトン,マニュエル・パイス 日本能率協会マネジメントセンター Amazon 普段組織づくりの時に考えていることがどういうことかとい…

内向と外向の段階

数年ぶりに開発の現場に入り、色々な人と話していてわかったことは、心の葛藤を抱えている人の多さだ。会社で仕事をするということは(あるいは生きるということは)、様々なジレンマとの対峙が避けられない。ある意味葛藤が当たり前でもある。本人にとって…

組織において、悪とは何か?

人を見るというのは難しい。どういう人を採用するか、どういう役割にするか、動機づけするかで、組織のパフォーマンスはまるで変わる。 最近思うのは、組織において悪を見つけ出すことの難しさだ。自分を悪だと思っている人はほぼいないからだ。一方で、成果…

2022年に取り組むこと

あけましておめでとうございます。 なんとなく、年末年始感が無いお正月でした。実質6日しか休みが無かったからでしょうか。早めに準備をすれば、もっと休みを取れるのですが、やることもあるし、家族も同じ予定だし、そのままにしました。 でも、なんとなく…

2021年のふりかえり

あっという間な感じもするし、長かった感じもする1年。2018年からこのブログで1年のふりかえりをしていて、改めて読んでみると、変わってないこと、変わっていること、色々考えさせらます。これあと10年20年続けていくと何を感じるのか楽しみなので、引き続…

人が力を発揮するためのストラクチャーとジレンマ

エンジニア部門全体をマネジメントする役割をやらせていただいている会社で、徐々に組織が動いてきていることを感じている。何をどうして何がどうなってるのかという詳細への言及は避けるが、表層的には、メンバーが新たなことへのチャレンジを始め、活性化…

自分に対する自然な姿勢とは?

知り合いのコーチの方が影響を受けたということを伺って、こちらの本を購入し、読んでみている。 自意識(アイデンティティ)と創り出す思考 作者:ロバート・フリッツ,ウェイン・S・アンダーセン Evolving Amazon まだ読んでいる途中なので、全体の内容につい…